運動による様々なメリット/カイロプラクティック・アシスタント兵頭圭子

梅雨に入り天候の悪い日が増えてきているのと、コロナウイルスの影響で、仕事もテレワークとなる方がいて動く時間が減ってしまい、コロナ太りで‥‥という声をよく耳にします。
今回は運動することのメリットをお伝えしていきたいと思います。

運動の目標的として、ダイエットして、メリハリのあるボディをとに入れたい!や好きなスポーツをするため筋力トレーニングをしたいなど目的は様々だと思います。
しかし、運動が体的以外に脳の機能を高めることができると知ったらもっと運動をしよう!と思う高齢者や子供たちは増えるのかもしれません。


・運動をさせた子供は成績が上がる
・運動することでストレスやうつを抑えられる
・運動する人は癌にかかりにくい
・運動を週に2回以上続ければ認知症になる確率が半分になる
(ハーバード大学研究結果より)

これらはごく一部になりますが、運動をすることにより脳機能が良くなることが分かっています。

みなさんは運動すると気分がスッキリするという経験があると思います。
それは、ストレスが解消されるから?筋肉の緊張がやわらぐから?あるいは脳内物質のエンドルフィン(脳内で機能する神経伝達物質のひとつである。特に、脳内の「報酬系」に多く分布する。
内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられている)が増えるから?と思っている人が多いと思います。


でも本当は、運動で爽快な気分になるのは、心臓から血液がさかんに送り出され、脳がベストな状態になるためです。
運動が脳にもたらすこのような効果は、体への効果(筋力や心肺機能をたかめるなど)よりはるかに重要なのです。

現代の生活は運動不足と栄養のかたよりが原因で様々な疾病の方が増えてきています。体に悪いことは脳にも悪影響を及ぼします。
しかし、生活習慣によって十分に予防は可能です。


例えば、糖尿病を防ぐよう努力をすれば、脳内インスリンのバランスも整い、ニューロン(脳細胞)が強化され、代謝ストレスに対抗できるようになる。
また、血圧を下げ、心臓を鍛えるためランニングをすれば、脳の毛細血管が弱くなったり、塞がったりするのを防ぐことができ、脳卒中の予防になる。
さらに骨粗しょう症で骨がすかすかになってしまわないようにウエイトトレーニングをしていれば、脳内に成長因子が放出され、ニューロンの樹状突起が伸びる。逆に認知症予防のためにオメガ3脂肪酸(海洋性オメガ3脂肪酸である青魚に含まれるDHAやEPA、くるみ、アマニ、エゴマなどに含まれる植物性オメガ3(n-3系)脂肪酸である α-リノレン酸(ALA)があります)を摂取していると骨が強くなるなどが分かっています。

肥満の人が普通の人の2倍、認知症になりやすいのも、心臓病の人がアルツハイマー病になる確率が高いのも頭と体のつながりが正常に働かなくなった結果であります。
運動が体だけではなく、脳の老化を防ぐことが分かっていればもっと真剣に運動について考えるでしょう。

女性は男性の2倍、不安やうつになりやすいと言われていますが、84%の女性が1週間に2回以上の運動をして、緊張しにくく、疲れにくい、頭痛や体の緊張、苦痛を訴えることが少なく、幸福感や生活満足度に多大な影響を与えることも分かっているそうです。

運動によって、人は社交的になり自信がつくとともに、運動は人と会うきっかけにもなります。
そして、元気とやる気が出てくると社会的なつながりを作り維持できるようになります。
運動の凄いところは、筋肉の回復だけではなく、ニューロンの回復プロセスのスイッチも入るため、心身ともに強くなり柔軟になり、決断力が高まったり、うまく周囲に適応できるようになります。

定期的に有酸素運動をするとからだのコンディションが安定するので、ストレスを受けても急激に心拍数が上がったり、ストレスホルモンが過剰に出なくなるので、少々のストレスには反応しなくなります。


運動が脳と体の繋がりに重要なことが分かったと思いますが、カイロプラクティックも脳と体を正常に機能させる専門家です。
脳からの指令を円滑にして体の機能を正常にして、運動を取り入れることにより、より機能が正常にはたらきます。

運動とカイロプラクティックは長期的な副作用の心配もなく自分で効果を試すことのできる方法です。
自分に合った、無理のない方法を見つけ出し、今後の健康のために取り入れていきましょう!

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