《季節の変わり目に体調を崩しやすいのはなぜ?/カイロプラクティックアシスタント兵頭圭子》

季節の変わり目に風邪を引きやすい、肩こりがひどい、体がだるくて元気がない……というかたが多いのではないでしょうか。
それの原因は、自律神経が不安定になるからです。

「自律神経」とはよく耳にする言葉ですが、いったいどんな働きをしているものなのでしょうか。

自律神経は内臓や血管に関わる神経で、意識的にコントロールできないのが特徴です。
例えば意識しなくても全身に血液が送られ、内臓が働き、無意識のうちに呼吸が行なわれているのも、すべて自律神経の働きによるものなのです。

自律神経にはさらに「交感神経」と「副交感神経」があり、このふたつが私たちの身体の中で、体温や脈拍、血流を微調整しながら、環境の変化に順応できるように働いています。

具体的にいえば、交感神経は体温を低下、血圧を上昇させ、心拍を速めるなどの働きがあります。 つまり心身が興奮するときに活発になり、1日のなかでは朝から日中にかけては、この交感神経が優位になっています。

逆に副交感神経は体温を上昇、血圧を低下させ、心拍をゆるやかにし、血行を良くします。
いわゆるリラックスした状態で、1日のうちでいえば、夕方から夜にかけて優位に働きやすい。夜ぐっすり眠れるのは、副交感神経が優位に働いていればこそなのです。

交感神経と副交感神経が働くバランスは、平均して1対1になるのが理想的ですが、現代では自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になりやすい環境にあります。

日中のストレスが多く、テレビやインターネットなど、夜になっても興奮状態が続く生活習慣が増えている。そのため副交感神経の働きが弱くなっている人が非常に多いのです。

いわば我々の生活は、アクセルを踏みっぱなしで、ブレーキがきかない状態で車を走らせているようなものなのです。

これでは夜ぐっすり眠ることができず、翌日になっても身体の疲れが取れないのも当然です。

さらに、自律神経のバランスは、季節によっても変化します。

冬が近づくと交感神経が優位になり、血圧を上げ、体温を下げることで寒さに備えます。
逆に夏に向かう時には副交感神経が優位になって血圧を下げ、体温を上げて暑さをかわします。
季節の変わり目は、両者の切り替えの時期。そのため、自律神経の働きが不安定になり、周囲の天候や気温の変化に体が適応できず、風邪を引きやすくなるのです。

では、どうしたら季節の変わり目の体調不良を防げるのかを、お伝えします!

1.食生活に気を付ける
・冷たい物は胃腸に負担をかけるので摂りすぎに注意する。
・汗をかいてミネラルが不足するため梅干しや海藻類をとる。

2.睡眠をしっかりとる
・睡眠不足になると疲れた体の回復力が低下するので、睡眠時間を十分にとりましょう。

3.カイロプラクティックを受けて自律神経を整える
・正常な神経の流れを妨害している骨格の歪みがあると自律神経が乱れやすくなるので季節の変わり目は特にカイロプラクティックのケアを受けて自律神経のバランスを良くして、体調不良を予防しましょう!

【【お問い合わせは下記へ…】】

一般 小児 各種スポーツ障害
WHO基準カイロプラクティック
庵原 崇カイロプラクティックオフィス
ホームページ
‭https://www.iohara-chiro.jp/
〒453-0015
名古屋市中村区椿町16-7 カジヤマBL 5階
Tel ‭052-459-5252‬(良く動く骨骨(コツコツ))