《簡単な筋トレ/カイロプラクティックアシスタント兵頭圭子》

今回は、簡単な筋トレについて書いていきたいと思います。

運動は苦手だなとか、面倒だなと思っている方は 運動を始める意識が低いように思いますが、簡単な運動方法と運動することのメリットを知ること、体への良い影響を知れば、もっと運動を取り入れようと思えるでしょう。

私たちの体で最初に老化する部分は、筋肉です。
筋肉の老化は、20歳を過ぎた頃から始まっています。まだ、20代では自覚することは少ないと思いますが、30代では筋力の衰えを感じる人が多いと思います。ある調査では、中高年の方に8週間の筋トレを行うと筋力増加が見られ、4週間休むと筋力の32%が失われるという結果もでています。
ですから、昔スポーツをしていた人も継続的に運動をしていなければ筋力は落ちてしまうのです。また、筋肉の量を減らさないことも大切です。
運動不足により筋肉の量が減ると、階段の上り下りや今までできていたこともできなくなってしまうからです。筋肉の量を減らさないことも、継続的に運動するしかありません。しかし、急にハードなトレーニングをすれば、体を痛めてしまいますし、継続的に続けることが難しくなります。
そこで、手軽に健康を維持するのに簡単なのが、「ながら筋トレ」がおすすめです。軽い体操を続けると筋肉の質と量を減らさず、体への負担はかなり低くなるため継続して筋トレを続けられるでしょう。

筋トレをすることにより、
•基礎代謝があがる
•骨格を支える筋肉がつく
•血流が良くなるためこりやむくみなどの予防
•脳への血流も良くなるため、睡眠の質も上がる
•ストレス解消
などメリットがたくさんありますので、継続的に無理なくできる運動を取り入れてみましょう!

「ながら筋トレ」のメリット
•一回一分でできる
•毎日続けられる運動

おすすめな「ながら筋トレ」…

•お風呂に入りながら筋トレ
湯船に浸かっている時に両足を自転車をこぐように可能な範囲でクルクルと一分間、動かします。スペースがない時は膝から下だけでも回転させましょう。
水の浮力があるので、筋力が弱い方でもできると思います。お腹、臀部、足の筋力アップにつながります。

•TVを見ながら筋トレ
体操座りの姿勢で膝の間にクッションを挟みます。上半身を安定させるために両手は腰の後ろについて行うとやりやすいと思います。挟んだクッションを落とさないように一分間、内ももに力を入れます。力を入れたい箇所を意識しながら行うと約20%効果が上がると言われています。

「ながら筋トレ」は、日常生活の中で無理なく、継続できる運動ですので、ご自身でも色々なシーンでできる運動を探しながらやってみましょう。