2022/02/16
寒い日が続き、室内との温度の変化に体が疲弊し、体調をくずしやすい方が増えています。
体調をくずしやすい方は特に、生活習慣を今一度見直して、免疫を高めることが大切です。
免疫とは病気や病原菌などから身体を守る仕組み、抵抗力のことです。
血液は身体を構成する約37兆2,000億個の細胞に栄養や酸素を送り届けていて、体温が上がると血液の流れがよくなり、免疫力が高まります。
体温をコントロールしているのは、自律神経なので、自律神経を整える生活習慣を取り入れることやカイロプラクティックで自律神経のバランスを整えておくことも、免疫力を上げることに繋がります。
健康な人の体温は、36.5度~37度がベストで、体温が1度下がると、免疫力は37%低くなります。他にも基礎代謝が12%低下し、1カ月で体重が1〜2kg増えます。そして、体内酵素の働きが50%低下し、栄養の消化だけではなく、エネルギー生産力も低下します。ガン細胞は低体温を好み、特に35℃を最も好み、39.3℃で死滅します。
低体温の原因の1つは、筋肉量の低下といわれています。筋肉量が減ると、基礎代謝が下がり内臓脂肪が増加します。内臓脂肪が増えすぎるとこの内臓脂肪組織から悪玉ホルモンが分泌され、高血圧や糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなります。
筋肉の7割は下半身にあるため、ウォーキングなどの運動が効率よく筋肉を鍛えられます。また、体温の一番低い朝におこなうことで、0.7~1度体温が上昇します。ふくらはぎや太もも、腰の筋肉を鍛えられるスクワットもお勧めです。
タバコに含まれているニコチンは、毛細血管を収縮させ体温の低下をひきおこします。愛煙家は是非、禁煙にチャレンジしてみましょう。
免疫力を上げる栄養素は、納豆や豆腐などの大豆製品や魚などのたんぱく質、にんじん・かぼちゃ・にんにくなどの旬の野菜や、りんご・みかん・バナナなどの果物に多く含まれるビタミンなどです。これらの食品を意識してとり、内側からも身体を温めましょう。
免疫細胞の活動は、寝ている間に促進されるため、睡眠をしっかりとることも大切です。睡眠前は、スマホなどの使用を控えて、湯船にゆっくりと浸かって身体をほぐし、自律神経を整えておくと質の良い睡眠がとれやすくなり、免疫向上に繋がりますので、毎日続けることが大切です。
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