2022/08/16
今回のテーマは、今や切っても切れない存在となってしまったスマートフォン(スマホ)です。私たちの生活がスマホによって大きな利便性を得たことは間違いないですが、同時にスマホによる健康被害も懸念されています。何事にもメリット・デメリットが存在します。今回はその中でも子供のスマホ使用による学力低下現象について見ていきましょう。
1. スマートフォン使用時間と学力に関する調査
スマホの使用による健康への悪影響については世界中で調査・研究が行われていますが、その中でも今回は日本で行われた調査をご紹介します。
文部科学省が学力テストと併せておこなうアンケートの調査結果によると、小中学校全教科において、平日のスマホ使用時間が多いほど成績が低下するスマホ学力低下現象が見られた。中学3年生の半数近くが1日1時間以上スマホを使用し、4時間以上費やす生徒も1割に登る。また、小学6年生の半数以上がスマホを使用していることも判明した。(2014.8 全国教育問題協議会)
仙台市教育委員会と東北大学による「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト」は、”平日にLINE等の無料通信アプリを使用すると、睡眠時間や家庭学習時間に関係なく、使用時間に応じて学力が低下する”とする調査結果を発表した。(2015.3 RBBTODAYより)
家庭学習時間に関係なく使用時間に応じて学力が低下する、という点が恐ろしいところですね。
2. スマートフォンの何が悪影響をおよぼすのか?
残念ながらこれについては研究が進められているものの、統一した見解は出ていません。電磁波の影響、長時間の光刺激、スマホで利用するコンテンツの問題、スマホ依存による時間的な問題、睡眠不足などさまざまな要因が考えられていますが、恐らくどれか1つではなく、これら全てが学力に影響を及ぼすのだと思います。
海外のある研究では、子供に早い時期からテレビ、ビデオゲーム、スマホ、タブレットなどを使わせると自閉症率が増える可能性がある、という研究結果もあるくらいスマホなどが健康に及ぼす悪影響は世界的に問題となっています。このようなことを知った上で、お子さんがどのようにスマホと付き合っていくかを考えていく必要がありそうですね。
3.子供のためにアンテナを張る
今の世の中は質の良い情報から質の悪い情報まで、とにかく情報で溢れかえっているので、玉石混交の中から信頼できる情報をチョイスする1人1人の目が大事になります。また、ある事に対して肯定的な人は肯定的な情報にばかり意識が行き、否定的な人は否定的な情報にばかり目が行きがちになりますので、肯定的な情報と否定的な情報どちらにもバランスよく目を通し、それらの情報を総合的に判断できることが大事になります。
お子さんのためにもこれからの時代は必要な情報に対してアンテナを張り続けること、そして得た情報を総合的に判断してどのように付き合っていくのかを考える能力が親御さんには求められています。
この記事を書いたのは…↓↓↓
《名前》
北川直樹 D.C.Sc(きたがわ なおき)
《出身校・専攻》
CCEA(大洋州カイロプラクティック教育審議会)国際認証校
東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック(TCC)
(旧 豪州ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)日本校)(D.C.Sc.Program)優等修了
《学位・称号・資格》
Diplomate of Chiropractic Science(D.C.Sc.)
カイロプラクティック科学専門家
《国際公認試験》
NBCE支援 IBCE協力 JCR主催 第十二回カイロプラクティック統一試験 SPEC臨床能力判定試験 合格(国際公認試験)
《所属団体》
世界保健機関(WHO)加盟
世界カイロプラクティック連合(WFC)日本代表団体
一般社団法人
日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
《メッセージ》
WHO(国際)基準カイロプラクターの北川 直樹です。世界的には医師と同様、ドクターとして認知されているカイロプラクティックですが、残念ながら日本の実情はそれとはかけ離れています。国内に約30,000人いると言われているカイロプラクターの中でも、WHO(世界保健機関)が出しているカイロプラクティック教育の世界水準を満たしたカイロプラクターは、わずか3%しかいません。私はみなさんに世界で行われているカイロプラクティックを提供することで、人生を健康に生きていただきたいと思います。
カイロプラクティックは形や構造といった物理的な問題以上に、本質的にはそれらの働きといった「機能的な問題」に着目しています。症状を治すためにも健康を保つためにも、この機能的な問題を取り除いて体が正常に働けるようになることが重要になってきます。特にどこに行っても良くならない、原因が解らない、何をやっても良くならないという方は、これを機に一度「機能的な問題」に目を向ける必要があるかもしれません。そのときはきっと、WHO(国際)基準のカイロプラクティックが役に立つことでしょう。
北川 直樹
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一般 小児 各種スポーツ障害
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